龍神大祭


中国の「春節」にあたる2月10日、海南神社で日中の民俗文化の交流「龍神大祭」が行われました。

海南神社では境内の「源頼朝お手植え」といわれる、樹齢800年以上の大銀杏の枝ぶりが龍の顔に似ていることから、お社を建てて「龍神さま」として祀られていますが、今年の干支は甲辰(きのえたつ)、またこの日が「甲辰の日」だったことから、これにちなんでのイベントが初開催されることになりました。

中国側は「食の神フェスティバル」などでお馴染み、「中国雑技王」の異名を持つ張海輪団長率いる雑技団チームによる「龍舞」、そして日本側は「海南神社行道面保存会」による「行道獅子」。他では見られない日中民俗芸能のコラボに、集まった約1000人の観衆から盛んな拍手が送られていました。

海南神社行道面保存会は毎年、夏の例大祭で猿田彦や海南神社の社宝の「雨の面、風の面」を被って、行道獅子や神輿の先導するのが役割。しかし根っからの祭り好きが集まって構成されているので、獅子や神輿の渡御はもちろん、木遣りやお囃子、さらには獅子などの補修まで行ってしまう「スーパー集団」。大役を終えたメンバーは「楽しかった」と一様に笑顔。「次はいつやるの」などの冗談も飛んでいました。

フィナーレは張団長による中国雑技。一瞬にして顔が変わる「変面」といわれる伝統芸や、ガラス瓶と5脚の椅子を積み上げた上で展開される倒立などのバランス芸などの凄技の連続に、観衆からはため息がもれていました。

 

投稿日:2024年2月24日

市民記者:お祭りおじさん