三崎下町の建築物



 ニナイテ便りの表紙イラストの場所、三崎港バス停(4月号)、ギリシャ神殿風建物(5月号)、「ユニバーサル広告社」と書かれた建物(6月号)をめぐってきました。

 三崎口からバスに乗り「三崎港」バス停を降りると、目の前はまさに三崎港です。バス停留所は昨年末に新しくなったもので、周囲の街並みにマッチするレトロな雰囲気です。「三崎下町に時を刻む新たなシンボルを作ろう」との取組みの一環でつくられたとのことで、前後の面に時計が配置されています。

 三崎港から振り向いた陸側に、個性を感じる建物が並んでいます。右手に進むと、ピンクの輪がトレードマークの「ミサキドーナツ三崎本店」、その先にギリシャ神殿を想像する建物が静かに佇んでいました。週明け夕刻のまちは、夜の静けさに向けて重厚さを増しているようでした。

 更に進んでいくと、ドラマに使われたという建物がありました。ステンドグラス柄や、タイル模様をはめ込んだ箇所、石と石の間に、木造であることを伝える隙間など、見所がたくさんありました。

 そのつもりで見なければ気づかないまま通り過ぎてしまいそうです。ゆっくり歩いて、道々の建物をじっくり見る時間は、気持ちを豊かにしてくれそうです。ふらりと気持ちの向くままに、各地区のカフェに立ち寄る機会にもなりそうです。


投稿日:2023年8月22日

市民記者:かなかな