他の地域のモデルとなる都道府県域ネットワーク構築をサポート
【事業の概要】
ここ数年、多発している甚大でかつ広域に及ぶ災害によって派生する様々な困りごとに対
して、多様な支援者による連携した災害対応が行われてきていますが、積み残されている課題も多く残されています。特に避難所の環境改善や在宅避難者への対応、被災家屋への技術的な支援、要支援者やジェンダーへの配慮などが課題としてあげられます。また、支援のモレやムラをなくすために行政・社協(災害ボランティアセンター)・民間支援セクターとの “三者連携”も今後促進していく必要があります。
こうした課題を根本的な視点から解決する効果的な手段として、都道府県域毎に災害支援
の調整する(コーディネーション)機能があるネットワークを構築し、平時から災害に備えた環境を整備しておくことが必要であると考えます。全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(以下 JVOAD)は、都道府県域において、3年の期間をかけて災害支援の中核的な役割を担う災害支援ネットワークを構築していくことを目的とした事業を行ってまいります。
【助成期間】
2020 年 4 月~2023 年 3 月(3 年間)
【助成金(助成団体数及び、1 申請あたりの助成額)】
・最大で 3 案件の採択を想定。
・総額 4,500 万円。1申請あたりの上限 1,500 万円(1 年間の上限 500 万円)。
【助成対象事業】
災害時のコーディネーション機能を持つネットワーク構築と他地域への波及のモデルとな
ることを目指した取り組みを対象とします。
【応募資格】
(1) 都道府県行政と都道府県の社会福祉協議会と都道府県域の活動をしている NPO などの支援組織が本事業への申請に同意し、積極的な参画が想定されていること。
(2) 本事業の主旨を理解し、災害時の中間支援機能を果たす意思があり、他の都道府県の
災害支援のモデルとなる中核的な災害支援ネットワーク
※申請主体が行政となっていることは不可。
(3) 都道府県域の災害支援における中間支援組織であること(平時から中間支援機能をも
ち、災害時の NPO・ボランティア等の活動のサポートや活動調整を担う行動計画があ
る組織)。
締切:2020年3月14日(土)※15時締切
問合せ:(N)全国災害ボランティア支援団体ネットワーク