NPO法人 ハーベスト・きくな


障がいをもった仲間たちが楽しく自分の個性に応じて少しでも多くの社会に参加し、トライしているNPO法人のハーベスト・きくなさんにインタビューをしました。実際にどのようなことをしているのか見学し、取材させていただきました。

 

 

ーハーベスト・きくなの活動内容を教えてください。

 

障がいを持った仲間たちが、自分たちの個性に応じて少しでも多くの社会活動に参加できるように様々な作業を行っています。

具体的には、「きくなファーム」でハーブを栽培したり、地域活動でトイレ掃除や公園の清掃をしています。

収穫したハーブは、製品や製菓作りをしてバザーなどで、商品として出しています。

また、地域の中で「ふれあい活動」として近隣の商店街で買い物や外食、月に一回の「きくなマーケット」などで、地域と交流を深めています。

 

ハーベスト・きくなの石崎さんにお話を伺いました。

朝の会に参加させてもらいました。

準備運動をしてから一日がスタートします。


―ハーベスト・きくなの利用者さんはどのような活動をしていますか?

 

障がいを持った人たちが利用されています。

利用している人たちには、お菓子作りが好きな人や、編み物が好きでエコたわし作りに熱中する人など、多様な個性を持った人たちがいます。

利用している人たちが、社会の中の一員として、自立して生き生きとした生活をできるように、地域生活の拠点として豊かな活動をしています。

 

ーどういったことを大切にして学んでほしいですか?

 

社会に出て人と人とが関わりをもって自分で学んでほしいです。

「何事もまずはトライしてみる」をモットーに活動をして日常的に自分で考えて行動をしてほしいです。

 

ー活動のしているうえで印象に残っていることや、エピソードを教えてください。

 

多様な人がいるため、教えるのが難しいと感じるときもあります。そのため、支援者もいろいろなことを学んでいます。

また楽しい思い出では、日帰り旅行や、誕生日の人がいれば社会見学がてら好きなことをすることもあります。

利用している人たちがいろんなことを経験して少しずつ成長していくことが楽しみです。

 

ー最後に三浦市内の人たちに向けての伝えたいことはありますか

 

普通に接してほしいです。何かトラブルがあったら、何でも言ってほしいです。

交流から他の人を知ることができます。まずは私たちのことを知っていただきたいです。

 

きくなファームでの作業の様子。

それぞれの得意を生かした作業をします。

 

ファームではさまざまなハーブが育てられています。


 【今回取材したNPO法人】

団体名:NPO法人 ハーベスト・きくな

   住所:神奈川県三浦市南下浦町菊名21 連絡先:046-888-1357

 

【インタビュワー】関東学院大学3年 北村(2025年度 ニナイテ インターン生)